Jojo Mayer | ジョジョメイヤーのドラムシューズ使ってみた
第1回「Jojo Mayerのドラムシューズの秘密」
第2回「Jojo Mayerのドラムシューズを作ってみた」
に続き、第3回目となる今回は、Jojo Mayerのドラムシューズを実際に使ってみました。Jojo Mayerのドラムシューズの使用感やゴム底スニーカーとの違いをまとめます。
Jojo Mayerのドラムシューズの実力はいかに!?
最初は、気を抜くとペダルから靴がずるずる滑る
Jojo Mayerのドラムシューズを履いて、ペダルの上に足を乗せた時の第一印象は、「気を抜くとずるずる滑るし、普段履きのゴム底スニーカーとは感覚が違うな」ということでした。
具体的には、レディーポジションを維持するときの足の具合と体の使い方が、グリップが効くゴム底のスニーカーに比べると、シビアになるので少し違和感がありました。
これについては、Jojo Mayerが、「レザーソールを貼ったドラムシューズは、初めてローラースケートを履いたときのように、少し変な感覚になるが、しばらくすれば慣れる。」とDVDの中で、話をしていましたので、気にしないようにしました。
初日~1ヶ月目 | ドラムシューズとペダルの感覚を調整
初日から約1ヶ月程度は、Jojo Mayerのドラムシューズとペダルの感覚を調整することに集中しました。
この時期は、難解なテクニックや高速パッセージの練習は行わず、簡単なフットワークのエクササイズを、テンポ60からじっくりと体に馴染ませるように取り組みました。
そんなこんなで1ヶ月ぐらい経つと、Jojo Mayerのドラムシューズとペダルの感覚が、体に馴染んできました。
1ヶ月~3ヶ月 | 高速パッセージの完成度向上
Jojo Mayerのドラムシューズとペダルの感覚が体に馴染んだあとは、徐々に高速パッセージの練習を開始しました。
私のこれまでの課題として、裏拍スタートのダブルを踏む場合、余計な力が入っていた感じがあったんですが、スムースに踏めるようになりました。
Jojo Mayerのドラムシューズのおかげで、ドラムシューズとペダルの間に余計なグリップが効かないことで、頭の中のイメージとペダルのモーションがスムースにリンクするようになったことは、私にとって大きな収穫でした。
なお、約3ヶ月経過した靴底の磨り減り具合は、以下の写真をご覧ください。
いかがでしょうか?
靴底のレザーソールも、形状が変わるほど磨り減ってはいません。
現状は、靴底のレザーソールが剥がれたり、形状が変化したりといったアクシデントも発生しておらず、使用上の問題は発生していません。
Jojo Mayerの話では、ドラム用シューズとして使用するだけならば、約2年間は使用可能とのことです。
Jojo Mayerのドラムシューズ、慣れればフットワークが楽になる
Jojo Mayerのドラムシューズの特長をまとめると、以下のとおりです。
- ドラムシューズとペダルの感覚が(ゴム底のスニーカーに比べると)シビアになるので、余計なグリップが効かない状態でペダルを踏める。
- 遅めのテンポのコントロールは、(ゴム底のスニーカーに比べると)グリップが効かないため、注意が必要になる。しかし、普段からJojo Mayerのドラムシューズを履いて練習すれば、問題なくコントロールできるようになる。
第1回~3回に渡ってJojo Mayerのドラムシューズの秘密、Jojo Mayerのドラムシューズ作り、Jojo Mayerのドラムシューズの使用感について、まとめてました。
Jojo Mayerのドラムシューズに興味がある人にとって、参考になれば幸いです。