2016楽器フェアに行ってみた | ドラマー目線レポート
11月4日から東京のビッグサイトで3日間に渡って「2016楽器フェア」というイベントが開催されています。
今回は、そのイベントの初日に参加しましたので、ドラマー目線でイベント内容をレポートするほか、見どころをいくつか紹介します!
ドラムに関する出展企業は、ヤマハミュージックジャパン(YAMAHA)、星野楽器販売(TAMA)、パール楽器製造(PEARL)、コマキ通商(SONOR)、野中貿易(Ludwig)、モリダイラ楽器(DW)、ティ・エム・シィ(Amedia,LOS-CABOS)などです。
- イベント概要 | 入場料と往復交通費、写真撮影、飲食物の持込について
- 見どころ その1 | Zildjian、Istanbul、Bosphorus、小出シンバルは試奏できます!
- 見どころ その2 | ドラマーズパラダイスは、絶対行くべき!
- まとめ
イベント概要 | 入場料と往復交通費、写真撮影、飲食物の持込について
- 当日の入場料:1,500円、ゆりかもめ経由の交通費:800円(往復)
この展示会は、有料になります。前売りチケットは1,200円。当日チケットは1,500円です。
ゆりかもめに乗った場合、新橋から国際展示場正門までの運賃は、381円(IC利用)となります。
当日参加の場合の合計費用は、約2,500円です。 - 写真撮影は、基本的にはOK。ただし、一言確認するのがベター
本イベントにおける写真撮影の方針は、以下のとおりです。
撮影は可能です。なお、ブースの撮影をご希望の際は、必ず当該ブースのスタッフにご確認いただけますようお願いいたします。
(よくあるご質問|楽器フェア公式サイトより引用)写真撮影については、基本的には自由です。しかし、公式の見解によると、
「一言かけてから、写真撮影してね。」という方針があります。
とは言うものの、参加者の方々は、自由にスマホで撮影している感じでした。 - 飲食物の持ち込みは自由、飲食は休憩スペースで
このイベントでは、飲食物の持ち込みは自由です。入退場の際に、持ち物検査をされることはありませんので、ご安心ください。
なお、ビッグサイトの施設内には、コンビニやレストランがありますので、手ぶらでも大丈夫です。
ただし、飲食は休憩スペースで行うことが義務付けられていますので、飲み物を飲みながら会場内を歩くことはできません。
見どころ その1 | Zildjian、Istanbul、Bosphorus、小出シンバルは試奏できます!
ギターやピアノブースに比べると、ドラムブースは小規模です。しかし、シンバルのラインナップに力を入れているブースがありましたので、いくつか紹介します。
- E-04のコマキ通商:SONORのドラムセットの展示と、小出シンバルの試奏が可能
SONORの総輸入元のコマキ通商さんのブースでは、SONOR SQ2シリーズとヴィンテージ・シリーズのドラムセットが展示してあります。
小出シンバルもラインナップされていますので、担当者の方にお願いすれば試奏することも可能です。
Jojo MayerとBenny Grebのポスターが!
SONORのSQ2シリーズ、真紅なカラーがかっこいい
- E-02の野中貿易:Ludwigのドラムセットと大量のIstanbulとBosphorusシンバルが試奏可能!
出展企業の中で、一番力を入れていたのは野中貿易さんだと思いました。試奏可能な4台のLudwigドラムセットがあるほか、大量のIstanbulとBosphorusシンバルが展示してありました。シンバル好きの担当者がいるんでしょうか。
ジャズ系のトルコシンバルをお探しの方は、是非お立ち寄りください!
Ludwigのドラムセットブース
- E-01のヤマハミュージックジャパン:Zildjanの新製品も試奏可!
ヤマハドラムとZildjanシンバル、この鉄板の組み合わせのファンは多いでしょう。
触れるドラムセットは、ジュニアキットのみだったので、若干消極的な印象でした。しかし、Zildjanのシンバルは自由に試奏できます。
新製品のAvedisシリーズもラインナップされており、担当者の方にお願いすれば色々な組み合わせを試すことが出来ます。
Zildjanユーザーであれば、このブースの立ち寄りも必須でしょう。
Zildjanのラインナップ、Kのロゴが迫ってくる・・・
見どころ その2 | ドラマーズパラダイスは、絶対行くべき!
もしあなたが、将来ドラムセットを購入することを考えているならば、ドラマーズパラダイスと呼ばれるドラム試奏会には、必ず参加すべきでしょう。
今回で3回目を迎える「ドラマーズパラダイス」には、グレッチ、ソナー、サカエドラム、ラディック、パール、タマ、DW、ヤマハといった、国内外の人気8ブランドのセットが集結。会場2階に6つのルームを用意し、合計36セットのドラムを自由に試打できるイベントを3日間にわたって、西2ホール展示会場 中2階にて開催します。メーカーの枠を越えてラインナップされた36のセットから、自分のスタイルに合ったドラムを見つけてみましょう。
(ドラマーズパラダイス|楽器フェア公式サイトより引用)
- パラダイスルーム
料金:1,000円
時間:50分
人数:最大8名
8台のドラムセットを、最大8人まで、50分間叩きまくるブースです。 - コンセプトルーム
料金:2,000円
時間:25分
人数:1名
それぞれのコンセプトに基づいた4台のドラムセットを、一人で25分間独占できるブースです。
ドラマーにとっては、好きなメーカーのドラムセットや、様々なメーカーのドラムセットの音を体験しておくことが、自分の耳を育てることにつながりますし、財産にもなります。
多少出費がかさみますが、メーカー各社のドラムセットを、同じ場所・環境で叩き比べることができる機会は非常に貴重ですので、ここはケチらずに、是非投資して頂きたいと思います。
個人的におすすめなのは、コンセプトルームです。
パラダイスルームは、叩きまくれるのは良いのですが、周りの人もドラムを叩いているので、自分が試奏しているドラムセットの音をしっかりと聴くことが難しい環境です。
一方、コンセプトルームは、一人でドラムセットに向き合うことが出来るため、小音量から大音量まで、そのドラムセットの音色を体験できます。
もしあなたが、好みのドラムメーカーや音色のイメージがある程度固まっている状態であれば、コンセプトルームを利用することをおすすめします。
コンセプトルーム②:JAZZ
まとめ
今回は、2016楽器フェアの内容をドラマー目線でレポートしてみました。
個人的には、MEINLとSABIANシンバルを試奏したかったんですが、残念ながら出展していなかったようでした。
一方で、出展企業のブースでは、アーティストによるデモ演奏やトークセッションが行われており、ぶらぶらしているだけでも楽しめる内容になっていました。
ギター、ベース、ドラム、ピアノ、シンセサイザー、DTMのほか、ありとあらゆる楽器がひとつの会場に集まるということは、めったにない機会です。
11月5日(土)と6日(日)も開催されていますので、是非足を運んでみてはいかがでしょうか!