ドラムがあればいいのだ

ドラムと音楽に関するネタをまとめておくブログ

Jojo Mayer | ジョジョメイヤーのドラムシューズ作ってみた

drumshoes-ec-1

 

今回は、前回の記事で紹介したJojo Mayerのドラムシューズを実際に作ってみました(作ってもらいました)ので、Jojo Mayerのドラムシューズ作りのきっかけ、スニーカーの選定基準、掛かった費用をまとめます。

Jojo Mayerのドラムシューズに興味がある方は、是非参考にしてみてください。

 

 

きっかけは、高速フットワークの伸び悩み

私が、Jojo Mayerのドラムシューズを作ってみようと決心したきっかけは、「高速フットワークの伸び悩み」です。

これまでは、普段履きのスニーカーであるPUMAのFUTSALAを履いてドラムを練習していましたが、あるテンポの高速フットワークで、どうしても頭の中のイメージと実際のペダルのモーションがかみ合わずに、ペダルと靴の間に違和感を感じていました。

ちょうどそのとき、Jojo Mayerの教則DVD"SECRET WEAPONS FOR THE MODERN DRUMMER II A guide to foot technique"が発売されました。

DVDの内容の中に「shoes」という項目があり、スニーカーの靴底にレザーソールを貼ることで、ペダルと靴の間に生じる摩擦を軽減するという方法が紹介されていました。

フットワークの悩みを解決する手段になるかもしれないと考えて、Jojo Mayerのアドバイスどおりに、ドラム用シューズを作ってみることにしました。

 

 スニーカーの選定基準は、「軽い」「うす底」「定番デザイン」

Jojo Mayerのドラムシューズを作るにあたって、新しいスニーカーを購入することにしました。スニーカーの選定基準は、以下のとおりです。

 

  • 1つ目は、「軽い」
    私は重たいロックビートを演奏するタイプではないため、靴には、パワー(重さ)よりコントロール(軽さ)を重視しました。
    理由は、長時間安定的にストレスなく演奏するためには、なるべく軽い靴が最適だと考えたからです。

  • 2つ目は、「うす底」
    厚底で靴底にラバーが貼り付けてあるグリップ重視の靴は、高速フットワークには不向きなので、うす底の靴を選びました。また、靴底の形状は、なるべく平ら(フラット)なものにしました。

  • 3つ目は、「定番デザイン」
    ドラムシューズを楽器・機材の一部として考えた場合、調達の容易さとメンテナンス性を重視しました。したがって、頻繁にモデルチェンジがあり、靴の形状が変わってしまったり、人気不人気のあおりを受けて市場から消えてしまう恐れがある靴は、選定基準からはずしました。

以上3つの要望を靴屋の店員さんに伝えて、シンプルかつ定番デザインで、普遍的に手に入るスニーカーを購入しました。

それは、Hummel Slimmer Stadil Lowという街歩き用のスニーカーです。

 hummel-shoes-2

hummelは、デンマークのスポーツ用品メーカー

このスニーカーは、定番キャンバスのローカットモデル

色はドレスブルー/ホワイト

 

hummel-shoes-2

靴底の形状:なるべくフラットで凹凸がないもの

 

レザーソールの厚さは「3mm」で設定

スニーカーを購入した後は、シューリペアショップにもって行きました。

Jojo MayerのDVDを店員さんに見せながら、靴底に貼り付けるレザーソールの厚さを検討しました。

店員さんのアドバイスも含めて考えた結果、Jojo MayerがDVDで紹介しているソールの厚さより、若干薄い「3mm」のソールを貼り付けることに決めました。

 

**********************************************************************************

 

レザーソールの取り寄せと作業日ということで、待つこと約10日間!

出来上がったJojo Mayerドラムシューズがこれです!

jojomayer-drumshoes-2

 

jojomayer-drumshoes-3靴底のレザーソールも丁寧に貼り付けてもらいました。

jojomayer-drumshoes-4

靴底の形状に沿って、レザーソールが綺麗に貼り付けられています。

 

いかがでしょうか、この見事な職人芸。

自分でレザーソールと接着剤を購入して、自作することも考えましたが、私は人一倍不器用なので、シューリペアショップの店員さんに加工をお願いしました。

丁寧な仕事ぶりで感謝感激です。

 

まとめ:約10,000円で、自分専用のJojo Mayerドラムシューズが手に入る!

Jojo Mayerドラムシューズを作るにあたって掛かった費用は、以下のとおりです。

  • シューズ代金       4,500円
  • レザーソール代+作業工賃 6,000円

約10,000円で、自分専用のJojo Mayerドラムシューズ(プライスレス)を手に入れることできました。

テニス選手がテニスシューズに履き替えて試合に臨むように、自分もドラムシューズに履き替えることで、ドラマーに変身してドラムセットに向かうこのなりきり感!たまりませんね。

デメリットとしては、スタジオに持っていく荷物が増えることでしょうか。

 

今回は、Jojo Mayerのドラムシューズ作りをまとめて記事にしました。

次回の記事では、実際にこのJojo Mayerドラムシューズを使ってみたレビューを掲載します。